岸恵子さんの本を読んでから、ずーっと気になっていた場所に、サン・ルイ島から程近く、アラブ世界研究所がある。フランス人建築家ジャン・ヌヴェルが設計したそのモダンな建物は、コンピューター制御のガラスの壁面がとても美しく、それが内部の明るさを一定に保ってるそうです。最上階のカフェでは、私お気に入りのアラブのお菓子とミントティもいただけ、又、そこから眺めるセーヌ川、シテ島のノートルダム寺院はとても美しく、日曜日も開いてるので、日曜日ほとんどの店が閉まってるパリでも、絶好の場所かも。ノートルダム寺院より下の方に見えてるポン・マリの白い像は、この下を通る時に願いごとをすると、叶うとか。

arabu.jpg アラブ大 アラブのテラス
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今回のフランスは、行く前からお疲れモードで、借りたアパルトマン近辺の5区を中心に歩き回りました。カルチェラタンは、自分も学生(?)になったような気分になり、又、ムフタール通りも賑やかで、行きたいとずーっと思っていた場所にも行けたし、今考えると満足のいく良い旅でした。さあ、来年はどこに行こうか!
以前、フランス語の時間にクスクスの話になり、私以外は皆食べていて、一度食してみたいと思っていた。今回アパルトマンを借りるにあたり、出発前日に問題が発生し、時間もなく、パリに住む知人に迷惑をかけてしまったので、そのお詫びとお礼に、「モスケ・ド・パリ」でランチにクスクスを食べることにした。彼女は30年以上パリに住んでいるのに、初めて行くそうで、「日本のガイドブックには載ってるの」と聞かれ、確かに小さいスペースだが必ず載っているが、最近随分パリの特集がくまれている雑誌ではほとんど見ないかも。

中はタイル張りで、天井にはスズメが飛んでいた。スパイシーな香りがたちこめ、フランスにいるとは思えない異国情緒が味わえる。小さな子供ずれの夫婦や、恋人同士など、地元のフランス人で賑わっていて、クスクスがフランス人には最もポピュラーな食べ物だということを改めて知る。私はチキンとソーセージのクスクスをオーダーする。チキンがとても美味しかった。彼女は以前チュニジアやアルジェリアを旅行した時に、本場のクスクスを食べたそうだが、「ここのクスクスはとても美味しい」と喜んでいた。私はデザートの方が興味があったけど。めちゃくちゃ甘いミントティを飲み、これまたもっと甘いお菓子を食べると、あら不思議!ミントティの甘さは感じなくなり、爽やかさが口の中に残る。やみつきになる美味しさ。お茶中心のテラス席もあり、私たちが出る3時頃に、団体客が入ってきた。

クスクス モスケのガトー モスケの中庭
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反対側にミュージアムがあり、残念ながら私たちは時間が合わず見れなかったのですが、入り口正面の中庭がとても素敵だったので、今度時間ある時にもう一度訪れたい場所です。
モスクの庭
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リールへ行くのに朝いつもより早めに起き、TGVに文庫本1冊持って乗り込む。と言うと、旅慣れた感じに聞こえるかもしれないが、実のところ、日本で私は列車というものに乗る機会もなく、JRに乗るのは札幌から千歳空港までのエアポートくらいで、時刻表とか自由席、指定席等の誰でも知ってることすら皆目わからない。以前OLの頃、旭川に出張があって、どうしてもJRに乗らなければならなく、私のことを知ってる友人は、「しかたない札幌駅から出発まで見届けてあげる」とまで言ったほど。まあ、そこは大人だし、日本語も通じるからと断ったけど、行きは良かったけど、帰りのJRが出発の時間になったら私の乗り込んだ横の列車がすーっと出て行き、何故この列車は定刻に出ないのかと思っていたら、私以外には誰も乗っていなく、それは次に札幌へ出発する列車だった。もちろん新幹線にも乗ったことがない。

大好きな村上春樹の「アフターダーク」に夢中になってるうちに着いてしまった。丁度アンティーク市をやっていて、しかもマラソン大会も開催されてて、ランナーが途切れるのを待って、こちらもランナーさながら慌てて道路を横断する。町中がお祭りで、駅前では色々な大道芸も行われ、人、人、人。歩くことすらままならない。なにせ疲れたの一言。朝9時に着いて午後4時のTGVで帰る。その間7時間、くたくたで、最後は駅ホームの待合室で居眠りしてしまった。

リールマラソン大会 リールアンティーク市 リール運河
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一度7年程前にモンマルトル界隈を布地を求めて歩いた以外、9区はほとんど足を踏み入れていない。少し緊張しながら、最近随分色々な雑誌で取り上げられてる「ア・レトアール・ドール」へ、お菓子を求めて。ムーランルージュから程近く。ドアを開けると、あの三つ編みのオーナーが現れる。にっこり笑顔で「ボンジュール」とお出迎え。「色々な雑誌に出て、日本では有名ね」と言うと、さらに嬉しそうな顔で、こっちへ来てと手招き。すると日本の雑誌が並んだコーナーに、私が見た以外にも5冊ほどの雑誌があって驚いてしまった。お菓子について1つ1つ丁寧に説明してくださるのだが、わからないことも多々あり、私のフランス語では限界。日本の雑誌で紹介されたお店の方は、本当にフレンドリー。

アカボのおばさん
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そこを出て歩いて3分くらいのところに、「ロマン派美術館」がある。ショパンやジョルジュ・サンドの遺品などがあるが、とても小さい美術館。ここのサロン・ド・テのケーキは美味しいという噂を聞いていて、ずーっと坂道を登って、少々疲れ気味だったので丁度良い。門入り口からまっすぐ歩くと、70メーター位先に警備員のおじさんが2人立っていた。チケット購入する窓口を聞こうとすると、「トイレか?」とあまりに意外で唐突な言葉をかけられた。「ここの美術館に入りたい」と言うと、「ああ、そこだよ。右がサロン・ド・テ」。「チケットは?」と聞くと、無料とのこと。へー良心的ね。小さな家に入ると、おばさんが2人どうぞどうぞと。2階もあるが、本当に小さくて、あっという間に見終わってしまった。さあケーキ。ルバーブのタルト(パイのような)と日本茶を頼んでみた。噂では聞いてたが、煎茶には砂糖が添えてあった。しかも4杯分は入ってそうなティーポットの中にティバック1個。お湯を飲んでるみたいで失敗でした。でもタルトはとても美味しかった。小さな庭も綺麗だし、パリとは思えない静けさで、時間がゆっくり過ぎてゆく。出る前にトイレに寄っていこうと、中に入ると、さっきの警備のひとりのおじさんが何故か女性用の方から出てきて、「トイレットペーパーがないからちょっと待ちなさい」と言って、男性用トイレから持ってきてくれた。良く意味がわからなかったけど、9区は下町のせいか、なんとなく人が皆優しい。

ロマンチック庭 ロマンチックケーキセット ロマンチックサロン・ド・テ
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今回は一人旅。9月3日、朝雨が止んだのを確認してからアパルトマンを借りた5区、ムフタール通り界隈を散策。昨日到着してから急に雨が降り出し、「晴れ女」の私になんか不吉な予感。天気に関してはその予感が当たってしまった。雨が降ったり止んだりを繰り返し、良い天気だったのは帰る前日くらい。

9年近く前から行きたかった雑貨店「ラ・テュイル・ア・ルー」がすぐ側だったのには驚いたが、新しい経営者のエリックさんがとても親切な方で、まずほっとする。フランス地方の商品で構成されていて、その素朴感にまたまた癒される。それからパンテオンの前を通ってリュクサンブール公園の脇を抜け、サンジェルマン界隈を散策。そしてサンルイ島まで行き小休止。考えたらずーっと歩きっぱなし。この辺にしておかないと明日以降にひびくので、スーパーで食料品を買い、パン屋でパンを買って帰る。

パンテオン
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