2月3日、今日の夕方帰国する。飛行機の時間迄たっぷりとある。朝食は前日買ったキッシュロレーヌをレンジで温め、残ってたヨーグルトを出し、野菜サラダにゆで卵をオリーブオイルと塩だけで。そしてコーヒーを入れる。まだまだ外は真っ暗だけど、ヴァンブーの蚤の市へ向けアパルトマンを出る。私なら全然歩いていける距離。
途中、少し大きな倉庫のような建物の中に、おじさん達が入っていく。何々?興味津々近ずくと、そこは古本市だった。人が沢山集まってた所は、山盛りに本が積まれ、乗せてる台からよく落ちないものだと思うほど。下の方に一部気になる表紙が見え、子供の頃、弟とよく遊んだ将棋のネズミ崩しの要領で、そーっと引き抜く。あーモネ。”インプレッション”というタイトルだった。どうしよう、まだ他も気になるので、山の中に今度は見えないようにそーっと押し戻す。
漫画本を扱う所ではタンタンなどがある。コンディションの悪い方が高かったりして、ん?と言う顔をしてると、「それは初版本」とおじさん。中を一回りして、やっぱりモネを買おうと思い、さっきの漫画本の前を通ったら、何かが私を見つめてる。「べカシーヌさん!」。おじさんに少しまけてもらって、外に出る。結局モネの方は買わなかった。


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べカシーヌの陶器の人形は開店時から飾ってる非売品。しかし、これを見て購入を頼まれることも。買った本は帰国した翌日、以前2個頼まれたお客様で、いつも帰国後いの一番に「帰ってきたのー」と言って来てくださる方が、それを見るや、目が釘ずけ、きらきら、そしてにこにこ笑顔。そんな訳で本は私を媒体に今はその方の所に。一番行きたい所にあの本は行ったのね。