パリ市内をバスで移動するのは、行き先によってはメトロよりも便利で、何よりパリの景色が見れて楽しい。しかし、今回2回理解できないことが。往復同じ番号のバスに乗ったのだが、帰りは途中で降ろされ、後ろのバスに乗り換えろと言う。「切符が又必要なのか?」の質問に、運転手さんは首をすくめてニヤリと笑うだけ。乗り換えの時、後ろのバスには運転手さんが運転席にいなかったので、切符を使わずそのまま素通りしたが、途中、なんかどうも様子が違う。案の定バスの番号が違っている。先の運転手さんはそんなこと言わなかった。確認しない私が悪いの?すぐ降りて、バス停を探す。運よく少し先で目的地へ行く番号のバス停を発見したが、結局切符を1枚損する。
又、もう1回は、バスから見えるエッフェル塔に気をとられていたら、随分その場所に止まっている。どの位経ったのか、運転手さんが交代。ここで交代?日本では考えられない光景。たいがい始発終点の倉庫に戻ってからの交代じゃないの?
借りた部屋の近くのバス停で降り、そのすぐ前にあった郵便局に日本にエアメールを送るべく入ると、1人の局員に3人待っている後に私が続く。しかし今応対してる人にかなりの時間がかかっている。気づくと私の後ろには7名。局員は他にも2人いるのだが、担当ではないからなのか、気に留めてる様子もない。しばらくして休憩上がりなのか1人局員が戻ってきて席に着いた。これはよく言われる話だが、スーパーでも駅の窓口でも、行列に黙ってじっと並んでいるフランス人の忍耐強さには驚かされる。日本では考えられない。割と短気に思われがちなフランス人だが、諦めてるのか、慣れなのか。
以前北駅で並んだことがあり、40分はかかってしまった。そこにおじさんが一人横入り。誰も何も言わないのだが、一人の女性がすごい剣幕で「私たちだってずっと待ってるんだから、後ろに並びなさい」と。するどいお言葉。おじさん言い訳しながらもそこから離れない。今度はその女性の友人も加わり、結局しぶしぶその場を離れる。そこで拍手喝采がおき、「あんたよく言ってくれたよ」と人々から労いのお言葉。やっぱズルは世界共通良くない行為です。
旅行者だからわからないことだらけで、疑問に思うことが結構ある。その時はそのまま終わってしまうのだが、忘れた頃にいとも簡単に答えを知ることがあったり、何回か経験するうちに自分なりの判断をしたり。だから旅は楽しいのかも。

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